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自由

 

以前は嫌いな仕事をしていました。仕事と通勤のストレスは耐え難かった。毎日楽しくない仕事をしている自分は奴隷のようだと感じてました。いつか必ずここから自分を救い出したいと願っていても、変化を起こすのも怖かった。 

時間がかかりましたが、夢を一つ一つかなえてきた背景には、辛かった時代があります。 

「売春婦」というアーキタイプ(元型)があります。普通の売春婦は体を売りますけど、この売春婦は、魂を売るのです。自らの意思に反して、大切なものを売る。それが売春婦。望まないことをして、何かを代わりに得ているのですね。 

私はお金とキャリアのために、自由とエネルギー(パワー)と時間を売っていました。楽しいことをする時間を売っていた。人生の喜びを売っていたのです。 

嫌いな仕事をしていたので、お金を失うよりも自由を失うほうが怖いのかもしれません。たくさんフリータイムがあるというのは、私にとって豊かさであり、自由です。 

一方、フリータイムというのは、お金で買えるときもあります。ジョン・レノンは好きなときに寝て、好きなときに食べる生活をしていたと、どこかで読みました。家で作曲しながら、子供の世話もできるジョン・レノン。それはそのころの私にとって、手の届かない自由なライフスタイルだったので、心底うらやましかった。 

好きなときに好きなことをする自由。やりたくないことをしない自由。愛する人とたくさん過ごす時間がある自由。好きな仕事を好きなときにする自由。 

あなたはどんな自由がほしいですか?